館林厚生病院
医学部医学科をめざす高校生の職場体験セミナー
館林厚生病院では医師に興味のある高校生を対象に、平成27年7月28日に医師職場体験セミナーを開催しました。今年は4人の女子高校生に参加していただきました。
午前中はまず手術室を見学し、外科医が手術をしている様子を間近で見てもらい、その後急患室にて救急担当看護師より、人形を用いてBLSの体験を行いました。
昼食後は新病棟の見学の後に、放射線技師より最新レントゲン装置や、心臓カテーテル検査の仕組みについて解説を行い、検査室では血液生化学検査の測定機器の説明や、病理検査室の標本を実際に触ってもらう等、体験を交えて見学を行いました。
医療器具としては泌尿器科領域の体外衝撃波結石破砕装置や内視鏡画像を見てもらい、テレビ等ではわからないようなリアルな体験に、本人たちも驚いていたようでした。また、空いている診察室を使って、電子カルテの仕組み等をモニターで見てもらいながら解説を行うと、真剣に聞きいっているようでした。
最後に今回は参加者が全員女子であったこともあり、当院の女性医師数名と約30分間の歓談の場を設けました。「医師になるには？」「実際の医師の生活」「女性医師としての心得」等について、普段聞くことの出来ないざっくばらんな医師の本音の話が出て、かなり具体的に医師の姿について知ることができたのではないでしょうか。
参加者からは、普段から想像していたよりも、お医者さんはずっと親しみやすく、大勢のスタッフと共に仲良く楽しそうに仕事をしているのに驚いた、という感想が聞かれました。このセミナーを通じて実際に病院の現場を体験することで、将来医師を目指す高校生の刺激になれば幸いです。
