桐生厚生総合病院
医学部医学科を目指す高校生の職場体験セミナー
医療・介護・福祉に興味を持つ高校生も、持たない高校生も！そして自分の将来像を依然と決め兼ねている高校生も、今回の当院の体験セミナーはいかがでしたか？医療を垣間見ることで、自分も医療・介護・福祉の領域に進む適性が有るかどうか？考える機会になると思います？ これは決して無駄にはならない経験だと思います。 なぜなら、医療は昔から病に苦しむ多くの人たちが頼れる人類が創造した知識・技術・組織の総体であり、一人ひとりの弱い体を支える大切な社会機構になっています。医療のない社会なんてありえません、想像してみてください。そして患者さんが立ち直る、たとえ期待される健康には到達しなくても、社会への参画ができるまでになれば、生きている実感を感じられる人としての生きがいに大きな希望をもたらします。この生きている感覚が、人間にとってはとても大切なことで、明日へ立ち向かう勇気になります。 人を支える、困っているときの、苦しんでいるときの人を支える職業は他にはあまり見ないでしょう。いいですね、まさに医療はその職業の代表です。そのため誰もが成れる訳でなく、医師になるための選択があり、医療を担う人間であるにはとても多くの関門があります。各種の試験を通らねばなりません。でもその困難を超える苦労に十分報いられる、代えがたい貴重な経験ができます。人が抱く深く大きな喜びも悲しみも共有できます。年齢や性差を超えた人と人との結びつきが如何に多様で豊かな意味であるか悟れます。そして社会に貢献する職業人としての充実した時間を過ごすことが叶います。 医学は生涯勉強の毎日ですが、それは日進月歩の医療に停止がない、常に前進・進歩を遂げる職業であるからです。医学は巨大な科学領域をなす知識・技術の集合でもあるために、新たな医療の進歩は急速に拡大しています。この先進性を維持するための医療人の努力は、病人を診る責任ある職業人であるが故に、当然課せられた責務です。 医療への興味が少しでも湧くきっかけになったでしょうか？百聞は一見に如かず。病院で働く人たちの素晴らしい姿を、病院機能の精緻な効率美を見てください。そしてできたら、自分の将来に“医療関係者になる”夢を添えてください。待ってますよ！
