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医学生へのメッセージ

館林厚生病院

館林厚生病院医学生のための地域医療体験セミナー in 館林
 また暑い夏がやってきました。館林厚生病院では作年に続いて24年度も病院業務の一日を体験してもらうために8月の夏休みを利用して医学生1年生の地域医療体験セミナーを行いました。スケジュールは1日という短いものですが、地域医療は病院だけで行えるものではないことを知ってもらうために、救急の初動をつかさどる館林消防本部や自宅で療養する患者さんをケアする訪問看護の様子を経験してもらいました。
 病気の急性期を乗り切った患者さんが療養する慢性期の病院などもみてもらえたらとおもいましたが、時間の制約があり十分な経験を提供できませんでした。
その他、病院機能として院内の見学も実施し、当市の副市長も交えた昼食会で栃木、埼玉、茨城の県境に位置する地域医療について歓談しました。
 この地域の医療も包括した病院業務の経験が、今後の医師としての方向に少しでも寄与できれば嬉しいかぎりです。

病院長: 宮城修

医学生のための地域医療体験セミナー 数日型
 館林厚生病院では作年に続いて24年度も地域の医療を体験してもらうために、夏休みを利用して医学生の「地域医療体験セミナー」を行いました。二日間にわたる「体験セミナーを実行するにあたって、高度な医療を体験してもらうか、それとも医師としての基礎的な課題を考えるほうがよいのか検討しました。昨今、医療行為は臨場感に富んだテレビドラマで、すでにバ-チャルな体験として感じとっていると予想されるため、当院の「体験セミナー」では実際に触れて、運用して、動かすことを体験してもらうことを考えました。
 手術室での機器の感触、使い方、CT、MRIなどの画像構成、救急現場の動きやAED(簡易除細動器)の取り扱い、初歩的な心肺蘇生法をしっかりとマスターしてもらいました。
 宿泊型のセミナーということで、夜間救急診療の状況も体験してもらいました。
一方、高齢化に伴い急速に必要度が増す回復期リハビリテーションで、急性期治療後の運動能力の低下した患者さんを自宅復帰へ導く治療についても習得してもらいました。
 病院業務の経験が、今後の医師としての方向に少しでも寄与できれば嬉しいかぎりです。

病院長: 宮城修

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