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其の十一 10.15 グループ面談報告

日時: 令和2年10月15日(木)
開催方法: Zoom
参加者: 2年生4名
ゲスト: 内科専攻医1名
群馬県地域医療支援センター専任医師

在学生

先生は初期臨床研修を大学で行ったとのことでしたが、メリットを教えてください。

ゲスト

まず大学病院は全診療科が揃っていることから、専門領域をどこにしようか考えながら多くの科で研修ができたのでよかったです。実際に働いてみると、ここがいいなとか自分にはあまり合わないな、というのが分かります。また、他の科の先生とつながりができて、今でも大変相談しやすいですので、これはよかったと思います。

在学生

初期臨床研修を大学病院で行うと決めた理由をもう少し詳しく教えてください。

ゲスト

学生時代に何科になろうかと考えていて、内科がいいというところまでは決まったのですが、どの内科になるかで迷っていました。初期臨床研修の間にすべての内科を研修できるところを選びました。大学だと7領域の内科が揃っていますので大学にしました。ほかの病院では内科全領域が揃っているとは限りません。それぞれの病院が、この分野は強い、という専門領域がありますから、初期臨床研修病院を選ぶ時期にはそのあたりも確認するといいと思います。

専任医師

内科のなかでもどの専門領域を目指すか迷う方は多いですよね。学生のみなさんは困ったらセンターに相談してくださいね。

在学生

先生は初期臨床研修を大学病院で修了してその後も大学病院で勤務されていますが、卒後3年目の勤務先はそれまでの病院と違うところでもよいのですか。

ゲスト

そうです、初期臨床研修の2年間のあとに(後期)専門研修と呼ばれる期間がありますが、これはシステムが全く違います。初期臨床研修の2年間はその期間に限ったプログラムが各臨床研修病院にあります。みなさんももう少し学年が上がったら、病院ごとに比べてみるといいと思いますよ。(後期)専門研修についても、病院ごとにプログラムがありますが、初期臨床研修ほど多くのプログラム数はありません。3年目の医師の多くは大学病院のプログラムに入っていると思います。

専任医師

制度は少し変わることもありますから、必要な時期にはセンターからもご紹介しますよ。2年生は今実習が大変な時期だと思いますが、頑張ってくださいね。先生からアドバイスはありますか。

ゲスト

ぜひ頑張ってください。実習前に少しでもいいから予習をするのがいいですね。将来の希望診療科が外科系であっても内科系であっても、必要になると思いますよ!


・・ゲストの先生から学生さんにエールをいただきました!面談に協力くださったゲストの先生、学生の皆さんの活躍を期待しています。

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