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医師を目指す方へのメッセージ

利根中央病院

利根中央病院

 当院は沼田利根地区の二次医療圏としての医療を守ることと、医師をはじめとする多職種の医療人の研修に力を注いでいる病院です。「おらが病院」「あって良かった利根保健生協」の合言葉で、医療の方向性、病院組織の構想からアメニティ、接遇や運営まで多岐にわたって皆様の御意見をいただき反映させています。地域医療に関して生協病院として組合員さんとの交流を大切にしています。「安心して住み続けられるまちづくり、つながる、つなげる、を大切に」という基本理念のもと「お産を守り、赤ちゃんからお年寄りまで」の医療に力を注いでいます。病院のスローガンは今年も『かかりやすい外来』『断らない入院』『選ばれる病院』です。組合員さんと職員の両者の想いが込められています。当地区の救急搬送の受け入れ率は40%を超え、受け入れ不可率が3 ~ 5%、に象徴されるようにスローガンは着々と成果を上げていますが、まだ道半ばです。
 研修に関しては基幹型臨床研修病院であり、12名の初期研修医が在籍しています。初期研修後の進路として総合診療専門研修プログラムを有しており、後期研修医の育成にも力を注いでいます。
 当生協の傘下に医科・歯科診療所、訪問看護ステーション、老人保健施設、サービス付き高齢者住宅があります。歯科、看護、リハビリなどの分野でも多くの学生や研修生を受け入れています。病棟医療だけではなく、往診や健康班会など外部に出て地元の皆さんと交流するという経験もできます。また県の災害拠点病院でもあり、年に一回秋に行われる大規模災害訓練は模擬患者の完成度が高く、テレビドラマでも見られないような白熱した実践的な訓練であり、当院の自慢の一つになっています。皆さんが当病院の研修で医療への理解を深められますよう期待します。

院長: 大塚 隆幸

医師として一人前になる道は長く果てしない。
目の前の患者の治療にベストを尽くしつつ、新しいことにもチャレンジが必要だ。
最先端を学びつつも、過去の経験から教わることも多い。
時に患者を救ったことに喜び、時に助けられなかったことに涙する…
いつまで経っても反省は尽きることなく、情けなく思う日もある。
しかし、それでも5年前よりは手術の腕は上がり、治療精度も高くなっている。

医療の現場はできるだけ早く経験するべきだ。
そこで必要なことが何かがわかるから。
それが私が皆さんに伝えたいことです。

外科部長: 郡 隆之

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