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医師を目指す方へのメッセージ

群馬中央病院

群馬中央病院

 まずは、群馬中央病院の紹介から始めたいと思います。前橋市の中心、市役所や、県庁のすぐそばにあります。そのためもあってか、「中央病院」の名前で呼ばれることも多く、親しみをもっていただけているのかと思っています。前橋には群馬大学医学部附属病院や日赤病院など大きな病院もたくさんあるのですが、そのなかで333床のベッドを持つ中規模の病院です。そんな環境で地域医療を中心に医療を行っている病院です。地域医療というと、違和感があるかもしれませんが、前橋市も立派な「地域」です。当院の正式名称は独立行政法人地域医療機能推進機構群馬中央病院です。まさに地域医療を進める病院です。よくある病気を丁寧に、そして高い医療レベルで診療を行うことが務めと思っています。また、いろいろな疾患に対応できるよう診療科をできるだけ幅広く持つこともミッションと思っています。
 皆さんは医学部をめざしていたり、すでに医学生になり将来の医師に近づいている方が中心と聞いています。前回参加いただいた学生さんたちも、まさにそういった感じで実際の医師の仕事ぶりを実感したいという熱意が伝わってきていました。その中でも、まず学生さんたちが知りたいのは、まずは普通の医療なのではないでしょうか。実際に診療を行っている現場から受ける印象は診療科でかなり違うことも多く、また同じ診療科でも、状況で大きく違ってきます。そんな環境で「普通」を実感するのはなかなか難しく、もっといろいろな経験を積み重ねていってからしっかりと理解できてくるものと思います。そして、その後に自分の進むべき道を見つけることにもなりますが、それもいきなりベストポジションを探すのではなく、ベストフィールドから探すといったことになるのでしょう。こちらの方は時間がたっぷりあると思います。
 話を戻しますが、普通のことから知っていただく、その初めの初めに当院での経験が役に立つと思っています。一般内科、循環器内科、消化器内科、外科、整形外科、小児科、産婦人科、眼科も耳鼻科もあります。麻酔科、放射線科も充実、病理診断科、和漢診療科もあります。そして、各科ともしっかりと専門のことをやっています。本当の意味での最先端とは言えないと思いますが、先端のことと普通のことのバランスは悪くないと思います。ぜひ当院を利用してください。そして医療の世界、医師の仕事に夢が持てる経験をしていただければと思っています。応募をお待ちしています。

院長: 田代 雅彦

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