群馬大学医学部附属病院 病理専門医キャリアパス Director ; 伊古田勇人

日本病理学会認定病理専門医の取得には、臨床研修修了後、3年間の病理学の研修を行い、日本病理学会が実施する専門医試験(筆記試験、実技試験)に合格し、専門医制度運営委員会で認定される必要があります。本キャリアパスでは、病理専門医の取得に十分な知識の取得と多彩な疾患の症例を経験できる大学で研修し、病理専門医を取得した後、地域の病院で独立して病理業務を遂行し、臨床医から信頼される病理医の養成を目指します。
・臨床医に必要な3つの力、CCC:Clinical Skill 【S】Clinical Research Mind 【R】Character 【C】

人体病理学の幅広い知識を身につけ、病理標本を丹念に観察して所見を取り、根拠に基づく病理診断を下し報告することができる。

病理学的研究で使われる基本的な検索方法を身につけて、問題症例を自ら検索し疑問点を解決できる。また、検査技師に技術的指導ができる。

貴重な症例を詳細に検索し、学会や医学雑誌にその成果を発表できる。

病理診断について、臨床の担当医や検査技師とのコミュニケーションをとって、診療の適正化を図ることができる。

《基本領域専門医》

  • 病理専門医

専門研修期間

中毛地域
A 県立心臓血管センター 伊勢崎佐波医師会病院 老年病研究所附属病院
B 前橋赤十字病院 群馬県済生会前橋病院 群馬中央病院 伊勢崎市民病院
C 群馬大学医学部附属病院
西毛地域
B 高崎総合医療センター 日高病院 公立藤岡総合病院 公立富岡総合病院
北毛地域
A 県立小児医療センター 原町赤十字病院
B 渋川医療センター 利根中央病院
東毛地域
A 恵愛堂病院 県立がんセンター
B 桐生厚生総合病院 公立館林厚生病院 太田記念病院
特定病院以外
栃木県・足利赤十字病院 獨協医科大学病院
埼玉県・深谷赤十字病院 埼玉医科大学病院 防衛医科大学校病院 埼玉県立がんセンター
新潟県・新潟大学医歯学総合病院

地域医療実践期間

中毛地域
A 伊勢崎佐波医師会病院
B 前橋赤十字病院 群馬県済生会前橋病院 群馬中央病院 伊勢崎市民病院
C 群馬大学医学部附属病院
西毛地域
B 高崎総合医療センター 日高病院
北毛地域
B 利根中央病院
東毛地域
A 県立がんセンター
専門診療・リサーチリーダーコース
友政 蘭‖平成24年卒業
私は群大を卒業後、都内の私立大学病院で初期研修を行い、そのまま同大学の病理学講座に2年間所属しました。群大病態病理学講座は脳腫瘍研究で有名で、全国の希少症例が集中していることから、母校に戻って脳腫瘍を集中的に学ぶ専門研修を受ける決意をしました。ここでは新しい知見を世界に向けて次々に発表しており、その過程を間近で体感しながら非常に有意義な日々を過ごしています。
片山彩香‖平成26年卒業 卒前卒後一貫MDPhDコース
私のコースに入ったきっかけは2年生の医学論文作成チュートリアルで、グループごとに各教室に割り振られます。それが、病理診断学教室でした。4週間ではやりきれなかったこともたくさんあり、MD-PhDコースに入って研究を続けていくことに決めました。キャリアパスに従い、研究科助教として病理診断学教室に所属しています。病理診断と研究、医学教育に関わりながら、忙しいながらも充実した日々を過ごしています。
地域診療密着コース
髙山佳泰‖平成23年卒業
私は群大病院における2年間の初期研修後、病理部での後期研修と病態病理学での社会人大学院生を平行して行い、大学院4年時からは伊勢崎市民病院病理診断科に常勤医として出向しました。結果的には病理専門医と博士の学位をどちらも最短の修業年限で取得できました。病理専門医に必要となる症例や経験を積むだけでなく、大学院生としても活動可能である本プログラムは非常に充実しています。

ページTOPへ