公立藤岡総合病院 内科専門医キャリアパス Director ; 塚田 義人／井上 雅浩／茂木　充／外山耕太郞／中原理恵子／山口 泰子

▼概　要 ▼到達目標 ▼取得を目指す資格の詳細 ▼キャリアパス・コース ▼病院・施設一覧 ▼先輩の声
日本内科学会内科専門医の取得を第一目標とし、さらに本人の志向に応じて、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、血液内科、腎臓内科、リウマチ内科、糖尿病・内分泌内科のサブスペシャルティの専門医取得を視野に入れながら、県内各地域で経験を重ねます。いずれの領域も内科疾患の中で基本領域であり、総合的な内科的診療の実力を伸ばしつつ、地域医療機関の中で中心的な役割を演じられることを目指します。 地域中核病院での総合的・専門的指導医、研修修了後に基礎研究のための大学院進学、地域に密着した診療所での総合診療医的役割など、様々なキャリアの将来像を見据えて6年目から10年目の地域医療実践期間の勤務先の構成を図ります。
・臨床医に必要な3つの力、CCC：Clinical Skill 【S】／Clinical Research Mind 【R】／Character 【C】

内科専門医として標準的な医療レベルを達成し、信頼される医療を提供できるように臨床的実力を身につける。

常に新しい医学知識の獲得に努め、サブスペシャルティを選んだ際には学会に所属し継続的な研鑽に努める。

サブスペシャルティ領域に通じて病院内で他科との連携や、研修医の指導に活躍する。

地域医療機関に勤務し、急性期から回復期、慢性期にわたる各段階の医療を経験する。

地域医療の担い手として県内の複数地域の診療を経験し、様々な臨床現場に立ち会い医療人としての総合的能力を養う。

《基本領域専門医》

  • 内科専門医

《サブスペシャルティ領域専門医》

  • 腎臓専門医　
  • リウマチ専門医　
  • 循環器専門医　
  • 呼吸器専門医　
  • 血液専門医　
  • 糖尿病専門医　
  • 消化器病専門医

専門研修期間

中毛地域
A 老年病研究所附属病院
B 群馬県済生会前橋病院
C 群馬大学医学部附属病院
西毛地域
B 公立藤岡総合病院

地域医療実践期間

中毛地域
A 県立心臓血管センター
B 前橋赤十字病院　群馬県済生会前橋病院　伊勢崎市民病院
C 群馬大学医学部附属病院
西毛地域
A 公立碓氷病院　くすの木病院
B 高崎総合医療センター　公立富岡総合病院
北毛地域
A 北関東循環器病院　渋川中央病院
B 渋川医療センター　利根中央病院
東毛地域
A 東邦病院　県立がんセンター
B 桐生厚生総合病院　公立館林厚生病院
金井杏奈‖平成26年度卒業‖循環器内科
初期研修医2年間を当院で行い、3年目も引き続き循環器内科医として勤務しています。専門は循環器内科ですが、当院では平日の内科救急当番および、総合内科外来（専門外来以外にも受け持ち、外来は合計週2枠です）、内科日直当直を担当させて頂いています。そのため、専門分野だけでなく、呼吸器や腎臓など内科の総合的な知識や考え方が求められます。また、当院では医局が一つであり、科の垣根が非常に低いのも特徴です。そのため医局にて科の垣根を越えたカンファレンスもしばしば行われています。循環器疾患はもちろんのこと、それだけに留まらず、内科領域疾患全般を日々の診療にて研鑽している毎日です。 そのような内科全般を総合的に診療している環境なので、初期研修医の時に抱いていた「理想のあるべき自分」と「現実の自分」のギャップを目の当たりし、葛藤しました。何の修飾も受けない「現実の自分」と日々向き合わなければならない、ある意味では厳しい環境かもしれません。しかし、そんな時には、科にとらわれず各科の先生方が親身になり、時に厳しくも篤くご指導頂ける環境は充分に整っています。私から見ても各科の先生方は熱意があり、とても面倒見がいいと思います。葛藤できるのはその環境が整っているからこそです。また、学会発表などを行うチャンスもあり、とても勉強になります。 ぜひ当院で後期研修をうけてみませんか。
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