7-1 泌尿器科専門医キャリアパス
群馬大学医学部附属病院:Director; 鈴木 和浩

キャリアパス概要

泌尿器科専門医は泌尿器科医として基本となる資格です。 本キャリアパスにおいては、泌尿器科専門医を取得し、その過程において、一般泌尿器科医としての標準的な知識と技量を身に付けた上で、地域に貢献することのできる医師の養成を目指します。

キャリアパス到達目標

・臨床医に必要な3つの力、CCC:Clinical Skill 【S】Clinical Research Mind 【R】Character 【C】
一般泌尿器科の標準的な診療能力を身につけ、泌尿器専門医として地域の中心となり活躍できる。【S】
新しい知見や技術を積極的に取り入れ、質の高い医療を提供できる。 【R】
泌尿器科医として、また一医師として、患者を尊重し、他職種と連携し、適切な医療を提供することができる。【C】

取得を目指す資格の詳細

泌尿器科専門医

日本泌尿器科学会専門医制度は平成3年(1991年)より発足。
この制度は泌尿器科の進歩に即応して泌尿器科臨床の健全な発展普及をうながし、高度な知識と技術を習得した臨床医を養成し、国民の健康増進に貢献することを目的としています。
2年の卒後研修修了後、日本泌尿器科学会に入会し、研修開始宣言を行います。
専門医認定に必要な研修期間は卒後研修2年に泌尿器科専門研修4年を加えた計6年間(卒後満6年)。泌尿器科専門研修4年間のうち2年間は日本泌尿器科学会専門医制度規則施行細則に定められた基幹教育施設で研修を行う必要があります。
専門医試験の受験資格は泌尿器科専門研修4年終了後となるため、一般的に卒後7年目に専門医試験を受けることになります。

病院・施設一覧(順不同)

MAP

キャリアパス・コース

コース図

先輩の声

専門診療・リサーチリーダーコース
関根 芳岳‖平成12年卒業
私は2004年から大学院へ入り、主に脂質と前立腺癌との関係の研究を行いました。また2008年6月から2010年9月まで、アメリカ国立衛生研究所(NIH)へ留学し、HDLと前立腺癌との関係などにつき研究を行ってきました。帰国後も臨床業務の合間に研究を続けております。臨床と基礎研究とはリンクしておりますので、興味がある方はぜひ泌尿器科で一緒に臨床・基礎研究をやりましょう。お待ちしております。

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