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医師を目指す方へのメッセージ

前橋協立病院

前橋協立病院

 職場体験セミナーに参加して頂きありがとうございました。時間は限られていましたが地域医療を担う病院を肌で感じてもらえたことと思います。
 当院は、急性期医療からリハビリテーション、在宅医療まで幅広く総合的に医療・福祉に取り組んでいます。とりわけ在宅医療は今後ますます需要が高まると考えられます。当院も2012年に在宅療養支援病院となり地域の患者さんからの要望に応えられるよう努力を継続しております。
 加えて協力型臨床研修病院として初期研修医の受け入れを行っております。さらに家庭医・総合医の育成に取り組んでおり家庭医・総合医養成のための後期研修プログラムが用意されています。
 前橋協立病院に興味をもっていただけた方、家庭医・総合医や周産期医療、小児医療、リハビリテーション医療、在宅医療に興味のある方は、長期休暇などを利用した病院実習での病院の雰囲気や実際の医療現場を体験してみてください。

院長: 岩森 秀樹

 思慮深い医師になってほしい。見えていることだけでなく、隠されたものをも窺い知る洞察を備えてほしい。疾患には原因が、行動には理由が、人には背景がある。レントゲンの画像や検査データを眺めるだけでは見えてこない真実がある。刑事や探偵がわずかな証拠から事件を読み解くように、疾患の裏に隠された事情の全容を掴み取る思考を身につけてほしい。小児科にあっては、ことばもおぼつかないこどもたちの心の声を聞くことができるように、語られることのない親の不安を見通せるように、地域が求める医療者の役割を果たせるように、そういう医師となってほしい。医療現場で私たちの思いを感じ取ってもらえたら幸いである。

小児科 科長: 齋藤 耕一郎

 職場体験セミナーに参加された皆さん、私たち看護師は、患者さんや家族の方々に医療、看護を通して、その方らしく生きていくことができるよう支援しています。その方らしく療養(生活)していくためには、様々な医療スタッフとの協力が必要であり、医療スタッフとともに患者さんの支援をしています。
 患者さんに寄り添い、立場や病気を理解し、その境遇や社会背景などから多くのことを学び、また、患者さんからの「ありがとう」の言葉に励まされてもいます。
 「医療の仕事」は、患者さんに寄り添うことで、皆さん自信が人間として成長できる職業です。一日という短い時間でしたが、医療に携わるやりがいや喜びなどを感じていただけてもらえば幸いです。

総看護師長: 北爪 淳子

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